筑波山水源の森づくりでクリーンでグリーンな未来を創造する

Sustainable Development Goals

Sustainable Development Goals

筑波山水源の森づくりで
クリーンでグリーンな未来を創造する2024
 "ORIENTALの森"サーキュレーションプロジェクト‐2024年5月レポート

貴重な木材を製品材料として使用する、研究設備メーカーとしての社会的責任。
生産・営業拠点を構える地元つくば市に根差した活動。
この2つの想いをカタチにするべく、
私たちORIENTALは「筑波山水源の森づくり」プロジェクトを発足させました。

2021年6月レポートPart.1を見る




2021年6月レポートPart.2を見る




2023年5月レポートを見る


ウグイスのさえずりを聞きながら
清々しい気持ちで植樹する

2024年5月26日、筑波山神社鎮守の森にて総勢240名のボランティアが、700本もの植樹をおこないました。当社は3回目の参加となる「筑波山水源の森づくり」。スダジイやタブノキ、イロハモミジなどの苗木を、登山道から離れた標高400m、約300㎡のエリアに植えました。

育苗活動

自然の偉大さを感じながら
水の恵みに恩返しをする

筑波山の地下水系は、霞ヶ浦の総水量の半分にあたる実に4億トンもの水を蓄えており、首都圏に暮らす人々を支えています。参加者全員で植樹する苗木達が、筑波山の地下水を作り出し、やがて生活に無くてはならない貴重な水源となっていきます。私たちは、貴重な木材を消費するメーカーとして果たすべき責任を考え、「伐採、使用、植樹、育樹」というサイクルからなる森林循環の取り組みに参加しています。

育苗活動
育苗活動
育苗活動

植樹をする我々へ、森からのギフト

今回は、木々が放つフィトンチッドを全身に浴びながら、御神体である筑波山に心を込めて木を植え、水の恵みに恩返しをする、そんな気持ちを強く感じた体験となりました。植樹後の森の中で、参加者全員で深呼吸したとき、ヒノキやスギなどが放つ香りを確かに感じられたことがとても印象的でした。空を見上げると、太陽と風と木によって生まれる光と影があり、それらがつくり出す木漏れ日がとても心地よい気分にさせてくれました。

筑波山神社

「筑波山水源の森づくり」の舞台となる筑波山神社にて。

昨年に引き続き参加した当社社員からは、参加者の変化について、
「年々参加者の国際色が豊かになっており、今年はマレーシアやインドネシア等からの留学生の方が多数参加されていた。また、スタッフもフランスからのボランティアが大活躍していた。」「筑波大学のサークルの皆さんや小さいお子さん連れのご家族も数多く参加されており、様々な年齢層の方々が楽しんで活動されていた。」という声がありました。



そして、「ORIENTALの森」プロジェクトリーダーは今後の展望について、
「今私たちが未来に残すことができるこうした貴重な体験を、ぜひ社員のご家族、特に小さなお子さんたちにも実際に体験してもらい、大切な記憶にしてもらいたいと強く感じた。数年後にまた現地に戻って、植えた苗木がどのような成長を遂げているのか子どもたちと観察したい。」と語っていました。


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筑波山水源の森づくり
筑波山水源の森づくり

私たちはこのプロジェクトを通して、4つのSDGs目標達成に貢献します

6安全な水とトイレを世界中に

筑波山から湧き出る水は霞ヶ浦へと注がれ、広大な霞ヶ浦の自然系と都市近郊の暮らしを支えています。筑波山水源の森を育む活動は、その美しい自然と暮らしを未来へ継承します。

12つくる責任つかう責任

「木」の大切さを身をもって学び、「つくる責任」を常に考える企業姿勢を醸成します。また、今後は筑波山系の間伐材を使った製品の開発などにも取り組み、木材のリサイクルなどにも取り組んでいきます。

13気候変動に具体的な対策を

木は光合成により、空気中のCO2を吸収し成長します。育苗活動や植樹活動を通じて森林を回復させることで、気候変動の原因となっている温室効果ガス(CO2)の吸収量増加に貢献します。

15陸の豊かさも守ろう

木材生産のための森林、みんなが楽しく遊べる森林、生態系維持のための森林など、様々な形態の森林がバランスよく共生することで、緑豊かな森林を後世に継承します。


私たちはこれ以外にも、SDGsの目標を達成するために様々な取り組みを行っています。

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