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豊富な実績を持つBSL実験室構築のプロが
お客様の負担を軽減して
プロジェクトをワンストップで効率よく推進します

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査法として普及したRT-PCR法によるPCR検査。検体の取り扱いには「バイオセーフティーレベル(BSL)2+」[P2+レベル]という高度な封じ込めや制御が要求されます。
検査員の安全確保と検体の相互汚染防止のために様々な要求事項のあるPCR検査室をはじめとしたBSL実験室を構築するには、空調・排気設備などの特殊な工事が欠かせません。オリエンタル技研工業には、全国各地の衛生検査機関の設計・施工を手掛けた実績を有し、BSL実験室構築を包括的にサポートする様々なプロフェッショナルたちが在籍。専門のスタッフがプロジェクトマネージャーとして各工程の専門家たちを管理することで、お客様の負担を軽減し、プロジェクトをワンストップで効率よく推進します。

 

参考:新型コロナウイルス (SARS-CoV-2) 検体取り扱いに関する要求事項

 
PCR検査などに際する検体の取扱は、バイオセーフティーレベル(BSL)2+以上で行うことが要求事項となっており、作業者の安全に関する注意事項として、以下の措置を講じることが求められています*。
*国立感染症研究所「病原体検出マニュアル 2019-nCoV Ver.2.9.1(令和2年3月19日)」より

  • 検体の取り扱いは、バイオセイフティーレベル(BSL)2+で行う
  • 検体はBSL2[P2レベル]実験施設内の安全キャビネット内で取り扱う
  • 検体の操作中はディスポーザブルのガウン、手袋(2重)、マスク(サージカルマスクでよい)、キャップ等のpersonal protection equipment (PPE)を着用する
  • 検体の入ったチューブの蓋を開ける時には遠心し、チューブオープナーなどを用い、エアロゾルの発生を極力防止する

バイオセーフティーレベルの分類

病原体および遺伝子組換えなどの実験を行う場合は、実験の危険性に応じて、物理的封じ込めおよび生物学的封じ込めの2種類の封じ込め方法を適切に組み合わせた計画を立て、実施する必要があります。物理的封じ込めの目的は、病原体および遺伝子組換え体を施設・設備内に閉じ込めることによる、作業者などへの伝播および施設外への拡散防止です。
物理的封じ込めレベルは、一般的にBSL1~BSL4(P1~P4レベル)までのバイオセーフティーレベルに分類されます。

リスク群分類と、BSレベル分類の関連、主な作業方式、機器

 

リスク群 BSレベル 作業方式 施設・設備要件
1 基本-BSL1 [P1] GMT 特になし;
開放型作業台
2 基本-BSL2 [P2] GMT+保護衣、バイオハザード標識 開放型作業台+
エアロゾル発生の可能性がある場合はBSC
3 封じ込め-BSL3 [P3] BSL2+特別な保護衣、入域の制限、一定気流方法 全操作をBSCないし、
その他の封じ込め機器を用いて行う
4 高度封じ込め-BSL4 [P4] BSL3+入口部はエアロック、出口にシャワー、特別な廃棄物処理 クラスⅢBSCまたは陽圧スーツ+クラスⅡBSC、
(壁に固定した)両面オートクレーブ;給排気は濾過

略語:BSC,安全キャビネット; GMT, 基本微生物実験技術
SOURCE:国立感染症研究所「病原体等安全管理規定(改訂第三版)」


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相互汚染(クロスコンタミネーション)を抑制するために...

 

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目に見える動線計画、作業区分の提案
清掃のしやすい実験台やキャビネットの提案

PCR検査室レイアウト例

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空調フロー例

※本レイアウトは計画の考え方を説明するための模式図であり、全ての必要条件等を網羅したものではありません。

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安全キャビネット

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バイオクリーンベンチ

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